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私の仕事は自営業です。
ネイルサロンを経営しています。
2015年3月 仕事で爪切りの会社の社長さんと
イタリアのイベントに出店する為にイタリアへ1週間行きました。
当時の私は38歳で タバコは30歳の時にやめていたんですが、ストレスから1年前の（37歳）の時に再びはじめたんです。
タバコをはじめて すぐに喘息のような咳に1ケ月くらい悩まされましたが、なぜか
タバコをやめようとは思いませんでした。
咳は1ケ月くらいで治ったので そのまま 1年間すい続けました。時々胸痛がありましたが
まさか癌だとは思わず 気にせずに吸っていました。
イタリアへ3月中旬から下旬まで1週間行き
帰国してすぐに上の子の卒園式と小学校の入学式がありすごくバタバタしてました。
ネイルサロンも当時1人でやっていたので
毎日3人から4人のお客様の施術をして…経理もして…家事・育児・卒園式準備から入学式準備までとにかく目まぐるしいくらいの忙しさだったんです。
私の性格上 何でも家事も育児も仕事も完璧にスピーディにストイックにこなし 人に頼る事が全くできませんでした。
風邪を引いても 熱がどれだけ出ても
絶対に手を抜かない…
そんな性格だったので どんな事も我慢してしまっていました。イタリアから帰国後 卒園式が終わると 「なんか…背中が痛いな…」これがはじまりでした。
左側の肩甲骨あたりがすごく痛くて 職業病でただの肩こりだと思ってたので 時間を作って
何度かマッサージに行ったんです。
ところが 良くなるどころか…
どんどん痛みがひどくなり、 ズキズキと日中も夜もずっと痛いんです！
マッサージに行って治らないなら
整形外科を受診してみようと思って
近所の整形外科へ受診しました。先生は首かもしれないと言って
首のMRIをとったり 首のレントゲンを撮りましたが 「何ともないね〜」っていう事で
その日は帰りました。
日に日に背中の痛みが尋常じゃない痛みになり
痛くて背中をソファにも布団にもつけなくなり
夜も全く痛みで眠れなくなってきました。
整形外科で 湿布や飲み薬 リリカなど
をもらったり ボルタレンの座薬をもらいましたが、まったくもって 痛みに聞かず
こんなに痛いなら死んだほうがマシだと思いながら なんとか生活と仕事をしていました。
痛みで脂汗をかきながら生活の為にお客様の施術をしていました。休む事はなかったです
夜眠れなかったので 昼間は食事を抜きました
眠くなってお客様の施術ができないと困ると思ったから…
お客様のご予約が無い合間に色んな
医者に行ったけど 原因がわからず
そうこうしているうちに 左手の握力がどんどんなくなってきたんです。左手が痙攣したり
背中と左手にも痛みが出るようにもなりました
ついには 新潟から東京品川の頚椎の名医と言われる方がいる整形外科にまで行きました。
そこでもMRIやレントゲンをとったけど
何も悪いところは 無いと言われ
「もっとよく詳しく調べてください！この痛みは尋常じゃない痛みで夜も全く眠れないほど痛いし椅子に背中をつくこともできません！」と言ったら…
「 あなた うつ病だよ…何も病気じゃないのに
痛がってる人はうつ病の人に多いから！心療内科に行ってくれ！あなたみたいなうつ病患者を相手にしてるほど暇じゃないんだ」と
とてもひどい言葉を言われました。一生忘れる事はない
その医者は 稲波脊椎・関節病院の 湯澤さんとゆう医師です。本当に人なの？ってゆうくらい
冷たい方でした。
その日のうちに 東京で 針治療院にいって
痛い背中と左腕・左鎖骨を鍼治療して頂き
新潟までかえってきました。
帰ってくると…
左の鎖骨がすごく痛い事に気づきました
鏡をみると 左の鎖骨が 右と比べて
骨が見えないくらいに 腫れ上がっている事に気づきました！
次の日朝一で 近所の整形外科に行き
今まで 首のレントゲンやMRIしかとらなかったけど はじめて 胸の写真をとりました。
そしたらどうでしょう…
左鎖骨の少し上あたりに
大きなピンポン球のような白い影が写りまし
た！ これが原因だったのか… とすぐにわかりました！ 紹介状を書いてもらい
日赤病院を受診しました。 2日後に生検をして
2015年9月15日検査結果を聞くために
主人と私の父親と病院へ行きました。
診断は 「パンコースト腫瘍の肺腺癌ステージ3bでした」
薄暗い診察室の中で ただ 涙が止まらず…
癌＝死
こればかりが頭の中にありました。
この先どうしよう…
上の子はまだ6歳
下の子は3歳
子供達の成長を見れなくなる
大好きな旦那さんと会えなくなる
そう思うと涙が止まりませんでした…